薄毛が気になり始めたとき、多くの方はまず育毛剤や発毛剤に手を伸ばすでしょう。しかし、頭皮に赤みや痒みが残ったままでは、どんなに良い成分を使っても効果が出にくいかもしれません。
甘草(カンゾウ)由来のグリチルリチン酸は、頭皮の炎症を鎮める抗炎症成分として医薬部外品にも認められています。炎症を放置すれば毛包は萎縮し、髪の成長期は短くなる一方です。
この記事では、グリチルリチン酸がなぜ薄毛対策に有効なのか、赤みや痒みとの関係、そして育毛を促進するための具体的なケア方法まで、20年以上の臨床経験をもとに詳しく解説します。
グリチルリチン酸が頭皮の炎症を鎮めて薄毛の進行を食い止める
グリチルリチン酸は、甘草の根に含まれるトリテルペン系化合物で、頭皮の炎症性サイトカインの産生を抑え、毛包周囲の炎症を鎮静させます。抗炎症作用によって頭皮環境が改善されると、毛母細胞の働きが正常に戻り、薄毛の進行にブレーキをかけることが期待できるでしょう。
甘草(カンゾウ)から得られるグリチルリチン酸の抗炎症作用
甘草はマメ科の植物で、古くから漢方薬の原料として使われてきました。その根に含まれるグリチルリチン酸は、体内で18β-グリチルレチン酸へと代謝されます。
18β-グリチルレチン酸の化学構造は副腎皮質ホルモンに似ており、抗炎症や抗アレルギーなど多彩な薬理作用を持っています。頭皮に塗布した場合、炎症を引き起こすプロスタグランジンやロイコトリエンの生成を抑制し、赤みや痒みを軽減してくれるのです。
頭皮の炎症が毛母細胞を弱らせて抜け毛を増やす
毛包の周囲に炎症が起こると、リンパ球やマスト細胞が集まり、毛母細胞にダメージを与えます。研究によると、男性型脱毛症(AGA)の生検標本の約71%に毛包周囲の炎症が確認されたという報告もあるほどです。
炎症が慢性化すると、毛包は徐々に小さくなり(ミニチュア化)、成長期(アナゲン期)が短縮されます。結果として、太く長い毛が細く短い産毛のような毛に変わっていくのです。
グリチルリチン酸ジカリウムの特性
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原料 | 甘草(Glycyrrhiza glabra)の根 |
| 代謝産物 | 18β-グリチルレチン酸 |
| 主な作用 | 抗炎症、抗アレルギー、抗菌 |
| 頭皮への効果 | 赤み・痒みの軽減、毛包環境の改善 |
| 配合製品 | 育毛剤、薬用シャンプー、頭皮用ローション |
グリチルリチン酸ジカリウムとして育毛製品に配合される理由
グリチルリチン酸はそのままでは水に溶けにくいため、育毛製品にはカリウム塩の形(グリチルリチン酸ジカリウム)で配合されるのが一般的です。水溶性が高まることで頭皮への浸透性が向上し、効率よく抗炎症効果を発揮できます。
厚生労働省もグリチルリチン酸ジカリウムを医薬部外品の有効成分として認可しており、頭皮の炎症を抑えて健やかな頭皮を保つ成分として位置づけられています。多くの育毛剤やスカルプケアシャンプーに採用されているのは、こうした安全性と有効性のバランスが評価されているからといえるでしょう。
頭皮の赤みや痒みは薄毛が進行しているサインだと気づいてほしい
頭皮のかゆみや赤みは単なる乾燥や季節の変化だけでなく、毛包レベルの微小炎症(マイクロインフラメーション)が原因となっていることがあります。放置すれば毛包のミニチュア化が進み、薄毛はさらに悪化します。
フケやかゆみが続くなら頭皮は炎症を起こしている
フケが目立つようになったり、頭皮のかゆみが数週間以上続いたりする場合は要注意です。これらは頭皮のバリア機能が低下し、炎症が起きている可能性を示しています。
特に脂性フケ(ベタベタしたフケ)は、マラセチア菌という真菌の増殖によって引き起こされることが多いといわれています。マラセチア菌が産生する遊離脂肪酸が頭皮を刺激し、かゆみや赤みのもとになるのです。
皮脂の過剰分泌が毛穴をふさいで炎症を悪化させる
男性ホルモンの影響で皮脂腺が活性化すると、皮脂の分泌量が増加します。過剰な皮脂は毛穴を詰まらせ、常在菌のバランスを崩してしまいます。
毛穴に皮脂が溜まった状態が続くと、細菌が繁殖して炎症性のニキビや毛嚢炎を引き起こすこともあるでしょう。毛包周囲の炎症が続けば、毛髪の成長は妨げられ、薄毛の進行を加速させてしまいます。
紫外線や乾燥による外的ダメージも見落とせない
紫外線は頭皮の表皮を傷つけ、活性酸素を発生させます。活性酸素は毛包の細胞にも酸化ストレスを与え、炎症を誘発する一因となるのです。特に夏場や屋外スポーツを楽しむ方は、帽子やUVスプレーで頭皮を守る工夫が大切です。
一方、冬場は空気が乾燥して頭皮の水分量が減り、バリア機能が低下しやすくなります。乾燥した頭皮は外部刺激に弱く、ちょっとした摩擦や化学成分にも過敏に反応してしまうでしょう。季節を問わず、頭皮の保湿を意識したケアが必要です。
頭皮の炎症サインと対処法
| 炎症サイン | 考えられる原因 | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| 赤み | 皮脂過多、紫外線 | 抗炎症成分の使用 |
| 痒み | マラセチア菌、乾燥 | 薬用シャンプーに切り替え |
| 脂性フケ | 真菌の増殖 | 抗真菌成分入り製品 |
| 乾燥フケ | バリア機能の低下 | 保湿ケアの強化 |
グリチルリチン酸配合の育毛剤やシャンプーはこう選べば失敗しない
グリチルリチン酸ジカリウムを含む育毛製品は数多く販売されていますが、ただ「配合されている」だけで選ぶと期待外れに終わることもあります。成分の組み合わせや製品タイプを見極めることが、効果的な薄毛ケアへの第一歩です。
医薬部外品の有効成分として認められたグリチルリチン酸ジカリウム
グリチルリチン酸ジカリウムは、厚生労働省が認める医薬部外品の有効成分です。化粧品とは異なり、医薬部外品には一定の効能効果を表示できるという違いがあります。
育毛剤を選ぶ際は、製品パッケージに「医薬部外品」と記載されているか確認しましょう。そのうえで、有効成分の欄にグリチルリチン酸ジカリウムが明記されていれば、品質管理が行き届いた製品だと判断する材料になります。
育毛剤を選ぶときに確認すべき配合成分の組み合わせ
グリチルリチン酸ジカリウムの抗炎症作用に加えて、血行促進成分(センブリエキスやニンジンエキスなど)や、細胞活性成分(パントテニルエチルエーテルなど)が同時に配合されていると、相乗的な育毛効果が見込めます。
逆に、アルコール濃度が高すぎる製品は頭皮を乾燥させるおそれがあります。敏感肌の方はエタノールの配合量にも注意を払いましょう。
- グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症)
- センブリエキス(血行促進)
- ニンジンエキス(毛母細胞の活性化)
- パントテニルエチルエーテル(細胞代謝の促進)
- ピロクトンオラミン(抗菌・フケ予防)
シャンプーで毎日のスカルプケアに取り入れるなら洗い方も大切
グリチルリチン酸配合の薬用シャンプーは、毎日の洗髪を通じて頭皮の炎症を穏やかにケアできる手軽な方法です。ただし、洗い方を間違えると逆効果になりかねません。
シャンプーは直接頭皮につけず、手のひらで軽く泡立ててから使いましょう。指の腹を使って優しくマッサージするように洗い、すすぎは2分以上かけて行うのが理想的です。シャンプーの成分が残ると毛穴の詰まりや炎症の原因になるため、十分なすすぎを心がけてください。
薄毛対策にグリチルリチン酸だけでは足りない!生活習慣も見直そう
グリチルリチン酸による外側からのケアと並行して、体の内側からの対策にも取り組むことで、育毛効果はぐんと高まります。食事、睡眠、運動のバランスを整えることが、健康な髪を育てる土台になるのです。
食事で摂りたいビタミンやミネラルが頭皮環境を左右する
毛髪の主成分であるケラチンはタンパク質から合成されます。そのため、良質なタンパク質を含む肉、魚、大豆製品を毎日の食事に取り入れることが大切です。
加えて、亜鉛やビオチン(ビタミンB7)は毛髪の代謝に深く関わるミネラルとビタミンです。牡蠣やレバー、卵黄などに多く含まれており、不足すると抜け毛が増えやすくなるとされています。
睡眠不足とストレスは頭皮の血行不良を招く
成長ホルモンは主に深い睡眠の時間帯に分泌されます。慢性的な睡眠不足が続くと、毛母細胞の修復や分裂が十分に行われなくなるでしょう。
精神的なストレスも自律神経を乱して頭皮の血管を収縮させ、毛包への栄養供給を滞らせます。ウォーキングやストレッチなど軽い運動を日課にするだけでも、血行改善とストレス解消の両方に効果が見込めます。
過度な飲酒や喫煙が毛髪の成長期を短縮させる
アルコールの代謝にはビタミンBや亜鉛が消費されるため、過度な飲酒は毛髪に回る栄養を奪ってしまいます。毎日の晩酌が習慣になっている方は、休肝日を設けることから始めてみましょう。
喫煙はニコチンによって末梢血管を収縮させ、頭皮の血流を低下させます。たばこ1本で血管の収縮が約30分続くとも言われており、長年の喫煙習慣は薄毛の進行と密接に関係しています。禁煙が難しい場合でも、本数を減らすだけで頭皮環境は少しずつ改善していくでしょう。
毛髪に良い栄養素と食品
| 栄養素 | 期待される効果 | 豊富な食品例 |
|---|---|---|
| タンパク質 | ケラチンの合成 | 鶏むね肉、鮭、大豆 |
| 亜鉛 | 毛髪の代謝促進 | 牡蠣、レバー、牛赤身 |
| ビオチン | 毛母細胞の活性化 | 卵黄、ナッツ類 |
| 鉄分 | 酸素の運搬を支援 | ほうれん草、赤身肉 |
| ビタミンE | 血行促進・抗酸化 | アーモンド、アボカド |
グリチルリチン酸ジカリウムと他の抗炎症成分はどちらが頭皮に合うのか
頭皮の抗炎症成分はグリチルリチン酸ジカリウムだけではありません。サリチル酸やピロクトンオラミンなど、それぞれ得意分野が異なる成分を把握しておくと、自分の頭皮トラブルに合った製品を選びやすくなります。
グリチルリチン酸とサリチル酸やピロクトンオラミンの違い
グリチルリチン酸ジカリウムは植物由来の穏やかな抗炎症成分であり、長期使用でも副作用のリスクが低い点が魅力です。一方、サリチル酸は角質を柔らかくして毛穴の詰まりを除去する働きに優れています。
ピロクトンオラミンはマラセチア菌などの真菌に対する抗菌作用が強く、脂漏性皮膚炎に伴うフケや痒みに効果を発揮します。それぞれの特性を理解したうえで、自分の頭皮症状に合った成分を選ぶことが大切です。
複数の抗炎症成分を組み合わせるメリットと注意点
グリチルリチン酸ジカリウムとピロクトンオラミンを併用すれば、炎症の抑制と菌の増殖防止を同時に狙えます。実際に、こうした複合処方を採用した医薬部外品のシャンプーや育毛剤は多数発売されています。
主な抗炎症・抗菌成分の比較
| 成分名 | 主な作用 | 向いている症状 |
|---|---|---|
| グリチルリチン酸ジカリウム | 抗炎症 | 赤み、痒み全般 |
| サリチル酸 | 角質軟化・抗菌 | 毛穴詰まり、角質肥厚 |
| ピロクトンオラミン | 抗真菌・抗菌 | 脂性フケ、脂漏性皮膚炎 |
| アラントイン | 抗炎症・組織修復 | 肌荒れ、かぶれ |
ただし、成分の数が多いほど良いとは限りません。配合濃度やpHのバランスによっては、かえって頭皮への刺激が強くなるケースもあるため、使い始めは少量から試し、異常がないか確認しながら使い続けてください。
敏感肌でも安心して使える低刺激な頭皮ケア成分
敏感肌の男性にとって、頭皮ケア製品選びは特に慎重になるべきでしょう。グリチルリチン酸ジカリウムは、もともと敏感肌用の化粧品やアトピー性皮膚炎の外用薬にも使われてきた成分です。
アレルギー性の接触皮膚炎を引き起こす報告が極めて少ないことも、安心材料の一つといえます。無香料・無着色の製品を選び、パッチテストを行ってから使用を開始すれば、敏感肌の方でも安心してスカルプケアに取り組めます。
頭皮の慢性炎症がAGAを悪化させるから早めのケアが肝心
AGA(男性型脱毛症)は男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が主因とされますが、毛包周囲の慢性的な微小炎症がAGAの進行を加速させることが近年の研究で明らかになっています。炎症対策は、AGAの治療効果を高めるうえで見逃せないポイントです。
DHTによる毛包の萎縮と炎症は同時に進む
テストステロンが5α-リダクターゼという酵素によってDHTに変換されると、DHTは毛乳頭細胞のアンドロゲン受容体と結合します。その結果、TGF-β1(トランスフォーミング増殖因子β1)の発現が増加し、毛母細胞のアポトーシス(細胞死)を促進して成長期を短縮させるのです。
2024年に発表された研究では、18β-グリチルレチン酸がヒト毛乳頭細胞の増殖を促し、さらに5α-リダクターゼの活性を抑制してTGF-β1の発現も低下させたことが報告されています。グリチルリチン酸関連成分がAGA対策に直接的な効果を発揮する可能性を示す注目すべきデータです。
医療機関で受けられるAGA治療とグリチルリチン酸のセルフケアの併用
AGAの医療治療としては、フィナステリドやデュタステリドなどの内服薬、ミノキシジルの外用薬が代表的です。これらの治療と並行して、グリチルリチン酸ジカリウム配合のスカルプケア製品を使うことで、頭皮環境を整えながら治療効果を後押しできるでしょう。
実際に、中国で行われた複数のランダム化比較試験では、グリチルリチン製剤を従来治療に加えることで、円形脱毛症の治癒率や総有効率が向上したと報告されています。AGA以外の脱毛症にもグリチルリチン酸の併用効果が示されているのは、心強い材料です。
抜け毛が増えたと感じたら放置しないで専門医に相談してほしい
セルフケアだけで改善が見られない場合や、急激に抜け毛が増えた場合は、早めに皮膚科や薄毛専門クリニックを受診してください。AGAは進行性の疾患であり、放置すればするほど毛包のミニチュア化は進み、元に戻すのが難しくなります。
医師の診察では、頭皮の状態やホルモンバランスを総合的に評価したうえで、内服薬・外用薬・スカルプケアを組み合わせた個別の治療プランを提案してもらえます。セルフケアと医療の両輪で薄毛に立ち向かう姿勢が大切です。
- フィナステリド:5α-リダクターゼII型を阻害しDHTの生成を抑える内服薬
- デュタステリド:I型とII型の両方を阻害する内服薬
- ミノキシジル外用薬:血管拡張作用で毛包への血流を改善する
- グリチルリチン酸ジカリウム:頭皮の炎症を抑え、治療効果をサポートする
グリチルリチン酸で頭皮環境を整えて育毛効果を引き出すコツ
グリチルリチン酸配合製品を使い始めても、正しい方法で継続しなければ十分な効果は得られません。日々のケアを少し工夫するだけで、グリチルリチン酸の力を引き出すことができます。
正しい洗髪方法で有効成分を頭皮に届ける
薬用シャンプーの効果を高めるには、まず38℃前後のぬるま湯で1分ほど予洗いをしましょう。これだけで汚れの7割は落ちるといわれています。その後、シャンプーを手のひらで泡立て、指の腹で頭皮全体を優しくマッサージするように洗います。
泡を頭皮にのせたまま1〜2分置く「泡パック」を行うと、グリチルリチン酸の有効成分が頭皮に浸透しやすくなります。すすぎは入念に行い、シャンプー残りがないようにしてください。
洗髪のタイミングと頻度
| タイミング | 推奨頻度 | ポイント |
|---|---|---|
| 朝シャン | 避けるのが望ましい | 皮脂を取りすぎて乾燥の原因になる |
| 夜の洗髪 | 毎日1回 | 1日の汚れと皮脂を落として就寝 |
| 運動後 | 汗をかいた後 | 軽いすすぎ洗いで十分な場合も |
頭皮マッサージで血行を促進しグリチルリチン酸の浸透力を高める
洗髪後や育毛剤を塗布した後に、3〜5分の頭皮マッサージを取り入れてみてください。両手の指の腹を使い、側頭部から頭頂部に向かって円を描くように動かすのが効果的です。
頭皮の血行が促進されると、毛乳頭細胞へ酸素と栄養が行き渡りやすくなります。同時に、グリチルリチン酸をはじめとする有効成分の浸透もサポートされるため、マッサージを習慣にする価値は十分にあるでしょう。
継続してケアを続けることで初めて実感できる変化
頭皮ケアの効果を実感するまでには、少なくとも3〜6か月の継続が目安です。髪にはヘアサイクルがあり、休止期から成長期に切り替わるまでに時間がかかるためです。
1〜2週間使って変化がないからと諦めてしまう方は多いですが、焦りは禁物です。毎日コツコツとケアを積み重ねることで、頭皮環境は徐々に改善し、新たな毛髪の成長が促されます。途中で製品を変えすぎず、まずは1本使い切ることを目標にしてみましょう。
よくある質問
ただし、グリチルリチン酸ジカリウム単体で発毛するわけではなく、頭皮のコンディションを整えるサポート成分として捉えるのが正しい認識です。AGA治療薬との併用で相乗効果を狙える点も見逃せないでしょう。
まずは頭皮の痒みや赤みが軽減されるかを1〜2か月で確認し、その後に抜け毛の量や髪のハリ・コシの変化を観察してみてください。途中で製品を何度も切り替えると効果を正しく判断できなくなるため、まず1つの製品を一定期間使い続けることをおすすめします。
ただし、グリチルリチン酸を大量に内服した場合は、偽アルドステロン症(むくみや高血圧)を引き起こすリスクが知られています。これは内服に限った話であり、育毛剤やシャンプーとして頭皮に塗布する分には、通常このようなリスクは生じません。万が一、使用後に頭皮の異常を感じた場合は使用を中止し、医師に相談してください。
とはいえ、グリチルリチン酸の代謝物である18β-グリチルレチン酸が5α-リダクターゼの活性を抑え、毛乳頭細胞の増殖を促進したという研究報告もあります。医師と相談のうえ、AGA治療薬と併用する形でスカルプケアに取り入れるのが望ましいでしょう。
一方、発毛剤はミノキシジルなどの有効成分を含む医薬品であり、「新たな毛髪を生やす」効果が認められています。両者は法的な分類も効能の範囲も異なりますので、目的に応じた使い分けが大切です。薄毛の進行度によっては、発毛剤と育毛剤の併用が効果的な場合もありますので、迷ったときは専門医に相談してみてください。
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